親知らず、抜いた方がいい?〜抜歯のタイミングと当院の対応について〜|福岡市東区千早の歯医者・歯科|つだ歯科クリニック|香椎宮前駅

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親知らず、抜いた方がいい?〜抜歯のタイミングと当院の対応について〜

親知らず、抜いた方がいい?〜抜歯のタイミングと当院の対応について〜|福岡市東区千早の歯医者・歯科|つだ歯科クリニック|香椎宮前駅

2025年9月24日

こんにちは!
今回は「親知らず」についてお話ししたいと思います。
親知らずは永久歯の中で一番最後に生えてくる歯で、一般的には17歳〜25歳頃に生え始めます。しかしスペースの問題などから真っすぐに生えてこなかったり、そもそも完全に生えきらなかったりすることも多い歯です。

・親知らずは抜いた方がいいの?
すべての親知らずを抜かなければならないわけではありません。ただし以下のようなケースでは将来的なトラブルを避けるためにも抜歯をおすすめしています。
■ 清掃が難しい・虫歯になりやすい
斜めや横向きに生えている親知らずは歯ブラシが届きにくく、どうしても清掃不良になります。その結果、親知らず自体やその手前の歯(第二大臼歯)が虫歯になるリスクが高まります。手前の健康な歯を守るためにも早めの判断が必要です。
■ 繰り返し腫れる、痛みが出る
歯ぐきの一部だけが被った「半埋伏」の状態の親知らずは、細菌が入り込みやすく、炎症(智歯周囲炎)を繰り返すことがあります。腫れや痛みで食事や会話が困難になることもあり生活に支障をきたします。
■ 骨が溶けている
親知らずの周囲で慢性的な炎症が続くと、歯を支える骨が徐々に吸収(溶ける)されてしまいます。これにより、手前の歯の寿命にも影響が出てしまう場合があります。

・抜歯の方法について
当院では、患者さんの状態に合わせて、安全・安心な親知らずの抜歯を行っております。
基本的には局所麻酔で処置を行いますが、「怖くてどうしても不安」「嘔吐反射が強い」「複雑な位置にある」などの理由で、静脈内鎮静法全身麻酔での抜歯を希望される方には、専門の医療機関をご紹介することも可能です。

・難しい親知らずもご相談ください
当院の院長は、長崎大学病院の口腔外科にて7年間勤務しており、豊富な外科的処置の経験を積んでまいりました。そのため、他の医院では「難しい」「大学病院を紹介します」と言われたケースでも、当院で対応できることがあります。
特に、以下のようなケースに実績があります:
横向き・骨に深く埋まっている親知らず
神経に近接しているためリスクが高いケース
歯の根が曲がっていたり、複数に分かれているケース
親知らずが原因で顎関節や他の歯に影響が出ているケース
CTによる三次元的な診断を行い、安全に、なるべく腫れや痛みを抑えた処置を心がけております。

・最適なタイミングで、トラブルを防ぐ
「痛くないから放っておいても大丈夫」と思われがちな親知らずですが、静かにトラブルを進行させていることも少なくありません。痛みが出てからでは抜歯が難しくなる場合もあるため、定期的な検診やレントゲン撮影による確認をおすすめします。
当院では、患者さんお一人おひとりに合った抜歯のタイミングや方法をご提案しております。無理に抜くのではなく「抜かずに経過観察でよい」場合もきちんとご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ
親知らずの抜歯は、見た目では分からないリスクを回避する大切な処置のひとつです。特に「違和感がある」「腫れを繰り返している」「他院で抜けないと言われた」といった方は早めの受診をおすすめします。
当院では、患者さんに安心して処置を受けていただけるよう、丁寧なカウンセリングと確かな技術で対応しております。どんな些細なことでも構いませんのでまずはお気軽にお問い合わせください。

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