根っこの治療後の土台について|福岡市東区千早の歯医者・歯科|つだ歯科クリニック|香椎宮前駅

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根っこの治療後の土台について

根っこの治療後の土台について|福岡市東区千早の歯医者・歯科|つだ歯科クリニック|香椎宮前駅

2025年9月12日

こんにちは。
前回は根っこの治療について軽くお話をさせていただきました。
今回は根っこの治療の後に行う土台の話です。
実は土台にも種類があり、今後の経過に大きくかかわってきます。

土台の種類は大きく分けて金属(メタルコア)かレジン(ファイバーコア)です。
メタルコアは一昔前までは主流でしたが、現在では歯根破折の大きな原因として知られています。
硬くて一見丈夫そうに見えますが、力が加わったときに‘しなり‘がなく、根っこが真っ二つに割れてしまうケースがあります。もちろんメタルコアだから必ずしも割れ、ファイバーコアなら割れないというわけではないです。
その人の咬合関係や噛む力も大きく影響してきます。
しかし私自身の方針として開業前よりメタルコアは一切使用していません。
出来る限り天然の歯を1本でも長く残したいと考えているからです。
また、メタルコアの場合には型取りを行う必要があります。
根っこの治療で唾液が極力入らないようにラバーダムをして治療したのに型取りで唾液が入ってしまうのは好ましくないと考えております。
当院は土台作成時には極力ラバーダム防湿を行い土台作成をしております。

ファイバーコアですが、こちらも保険と自費の選択肢があります。
保険ですと使用するファイバーが限られるため、硬さや色調に制限があります。
一方自費のファイバーコアはしなやかで破折リスクがさらに少なく、強度や審美性に優れます。
当院では1歯につき22,000円にて自費のファイバーコアを行っております。

神経を取った歯は、もう元通りには戻りません。
だからこそその後の処置(土台・被せ物)で歯を守れるかどうかがカギとなります。
当院では見えない部分の土台も大事にしたいと考えております。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さい。

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